初心者のためのリノベーション情報サイト
このサイトでは、リノベーションの工事をしている間の生活から工事期間、水回りや和室から洋室への間取り変更など知っておきたいお役立ち情報をまとめています。
知っているようで知らないことが多い工事について正しく知ることで工事をするときにはどのような過ごし方になるのかなどが分かり、工期を決める時や実際のスケジュールを作成するときの役に立ちます。
どんな効果があるのかなども知ることができる情報をまとめていますので参考にしてください。
リノベーション工事中の生活
家の骨組みである構造体や利用したい部分を残して壁や天井、設備を取り除いてから新しい間取りや内外装や設備にするリノベーションは、部分リフォームとは異なり大胆に作業する場合が多いので、住みながらではなく一度家を空けて公示することが一般的です。
リノベーションをするときの工事期間は、リノベーションの規模や家の大きさなどにもよりますが、2週間程度から1か月ほどが一般的で、長くても2か月ほどで終了することが普通です。
アパートを短期間借りる方法もありますが、最近では荷物を倉庫などに預けて、家具付きのウィークリーマンションなどを借りて過ごす人が増えてきました。
荷物を預けるだけなので荷解きや荷造りがいらないというメリットがあります。
リノベーションは工事が長引くこともあるので計画をしっかり立てる
リノベーション工事を行うときは、まずは既存の建物に配置されている設備や配管を取り外すことになります。
取り外しに要する時間は、設置よりもかかることが多いのが一般的です。
その後、下地調整を行ってから、新しい建築設備を導入することになるので工期が長引くこともあります。
基本的に室内だけの工事であれば雨など天気に左右されることは少ないですが、室内といっても設備は色々です。
キッチンやトイレ、浴室などは配管設置や大工設備が終わった後に、水道工事など専門的な業者が出入りすることになります。
すべての工務店で請け負ってもらおうと考えても、工事内容によっては他の業者に協力をしてもらわなければなりません。
業者との予定を合わせておかなければ、工事ができる環境が整っているのに作業をする人がいないということになります。
リノベーションの工期を長引くことを避けるように、事前に工事の内容を計画的に立てておく必要があります。
リノベーションをしながら家に住んでいる場合には、生活に困らないようにするためトイレやキッチン、お風呂などから工事を始めることも可能です。
それらも工事を請け負ってもらう業者に相談しておけば、工期を無駄に長引かせることなく計画的に終わらせることができるでしょう。
和室を洋室にリノベーション
和室は落ち着く空間ではありますが、畳のメンテナンスに費用が掛かるため洋室に変えたいと考える人もいるのではないでしょうか。昔のつくりの家だと床に十分な断熱材が入っていない可能性があり、フローリングを貼る前に対応しなければなりません。リノベーションを行う際にはどんなフローリングにするかが大切で、木の材質や色によって室内の雰囲気が大きく異なってきます。
漆喰や土塗りの壁で仕上げられている和室も多く、そのまま使用するかクロスに貼り替えるかもリノベーションを行う際に決めなければなりません。壁にも断熱材が入っていない仕様だった場合には、貼り替え前に対応したほうが良いでしょう。
障子戸や襖を使用していた部分も、扉にするか洋室にピッタリの引き戸に交換するかを選ぶ必要性があります。四方すべてが障子戸や襖で囲まれたつくりであったなら、新たに壁をつくる必要性も出てきます。ロールスクリーンで仕切るだけにする方法もありますが、プライベートな空間を確保することが難しくなるうえに、冷暖房の効き方にも影響するためよく検討しましょう。
畳からフローリングにリノベーションする際の注意点
畳からフローリングにリノベーションを行いたいけれど、どのようなことに注意したらよいかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リノベーションを行う場合、冷えや防音、湿気に注意する必要があります。フローリングは空気を含まないため、夏場や冬場などは外気に左右されやすい特徴があります。冬場には足元が冷えることが多いため、気になる場合は床下に断熱材を入れる等工夫することが大切です。防音については、畳は厚さが40から50ミリあるのに対して12ミリ程度しかないため、防音効果が落ちてしまいます。気になる方は、複合タイプを選ぶと遮音性の高いものがあるため、チェックしてみることをお勧めします。無垢タイプの場合は、防音マット付きを選ぶとよいです。また、湿気にも注意する必要があります。湿気を吸う効果が低い為、窓に結露ができるようになってしまう可能性があります。無垢タイプを選ぶと、ぶかぶかになってしまうかもしれません。湿気が多い部屋の場合は、複合タイプを選び、頻繁に換気を行う等注意する必要があります。
リノベーションによる集客効果
商業施設の建て替えというとそれだけ多くの費用がかかってしまうものですが、そこをリノベーションにすることによって改修にかかるコストを抑制することに繋がります。
今は建て替えよりもリノベーションのほうが効果が高く、集客効果も得ることができるとあって商業施設を始め、飲食店などでもこの手法を取り入れています。建物の老朽化の場合には建て替えが必要ですが、それほど老朽化していない場合においては、室内のみを改装するという方法が有効です。これだけでもかなりきれいになり、客足は伸びることは間違いないのです。実際、飲食店では室内のみの改修を行った結果、客足が以前よりも伸びたという結果が出ているため、多くの飲食店などではこの手法が採用されています。改修にもコストがかかることから、より効果的で低価格でできる方法なども考案されており、依頼主の要望にできる限り忠実にリノベーションを行うことで、満足度を高めるための工夫がなされています。
家族のステージに合せた増築リフォーム
家族構成というのは年月が経つと変わっていくので、ステージに合わせて増築などのリフォームを行う必要があります。
結婚した当初は夫婦二人きりなので、それほど広い家は必要ないでしょうが、子供が生まれ、二人、三人と増えていくと、狭く感じるようになるでしょう。それぞれの部屋を作る必要がありますし、今はそうではなくても、将来的に年老いた両親と同居となると、そのための部屋も用意しなければなりません。増築リフォームは、家族のステージに合わせてを行わなければならないので、いざというときはお近くの工務店に相談するようにしましょう。
たとえ土地が狭くても、三階建てにすればスペースを確保できるので、家族が多くてもゆったり過ごせます。信頼できる工務店なら、予算内におさまる方法を考えてくれるので、ぼったくりを心配することなく、頼りにすることが出来ます。増築や二世帯住宅にしたいときは、出来るだけ地域密着型の、口コミの評判の良い工務店に任せるようにしてください。
賃貸の店舗をリノベーションをして借り手を増やす
賃貸の店舗の借り手がないと嘆いているオーナーの方は、思い切ってリノベーションをしてみたらどうでしょう。費用は最初はかかりますが、魅力的な賃貸の店舗にリノベーションをすることで、借り手も据えるのですぐに元をとることも可能です。
リノベーションをする時に気をつけることは、周囲の環境にあわせたお店に改装することです。周囲に会社などのオフィスビルが沢山ある場合は、OLやサラリーマンが気軽に立ち寄りやすいようなお店の雰囲気にすることです。周囲に学校が沢山ある場合は、学生が立ち寄りやすいようなお店にすることが大事です。
リノベーション業者選びも大事なポイントとなります。過去にどんな施工をしているかをホームページなどで確認して、自分のニーズにあった所を選ぶと失敗しません。業者の担当者としっかり話し合うことも大事で、自分はこんな風な店にしたいなどの希望をはっきり伝えるといいでしょう。アフターフォローなどが充実しているかも確認すると、いざという時でも安心です。
リノベーションで新築同様の作りになります
これから住宅購入を考えている人は、中古住宅をリノベーションによって新築一戸建てのようにすることができます。リノベーションはすでに出来上がっている住宅、中古などを全く新しい機能を追加して住みやすくし、また住人の理想を更に幅を広げることができる方法です。このリノベーションのメリットとして挙げられるのが費用面で、新築一戸建てを購入する場合と比べると、数百万から数千万円の違いがあります。
そして物件数もたくさんありますので、自分の理想の形で住宅を探して、リノベーションをすることでより使いやすい住宅を手に入れることができます。築年数などが気になる人もいますが、年単位では10年刻みで価格に違いがあるものの数千万円という違いがあることは、かなり安く費用を抑えることができるのも事実です。住まいは一生モノですが、青年期や中年期、そして老年期とライフスタイルは変わりますので、それに対応できるのも過ごしやすい理由となります。
リノベーションでは間取りが変更できない場合もある
リノベーションは従来のリフォームとは異なり、大胆に住宅の様々な部分を変えることができるものと注目されています。古いマンションや住宅の場合でも、現在風の快適な住み心地を持ったものにすることができることから、近年では非常に多く利用されているのが特徴です。
しかしリノベーションを行ってもその間取りが変更できないと言うケースもあるため、十分に注意をしなければなりません。住宅の基本構造に関わる部分は変更することができないため、これでその変更の範囲が制限されてしまうこともあります。
古い住宅やマンションなどを購入し、リノベーションによって快適な住み心地のものにしようとしても、実際にはこれができないと言うケースも多いものです。そのためこれらを購入する場合には事前にその構造などを調査することが大切になります。現在ではリノベーションを行うことができるかといった事前調査をすることもできるので、これらを効果的に活用して判断をすることが重要なポイントとなっています。
リノベーションの機会を利用して外壁材を見直すメリット
自宅をリノベーションする方は、老朽化が進んでいる住宅を新しくするために行うものですが、家族数が増えたことで増築をするなど人によって理由は異なります。
総二階の方法で部屋数を増やしたり、今まで狭かったトイレやバスルーム、キッチンを広くて快適にしたりとリノベーションで出来る範囲はかなり広い傾向にあります。一方でこの機会で外壁材にこだわりを持つ方法もあり、サイディングを使わないタイル式などは推奨できる資材になります。サイディングでも決して悪くはありませんが、窯業製の場合は後に塗り替えを行う際にはせっかくのデザインを全て塗りつぶしてしまうものなので何度も張り替えを可能としている方以外は最新のタイル式を採用することにメリットがあります。このタイルは窯業製サイディングと同じように豊富なデザインやカラーから選ぶことができ、表面が天然素材で作られているので原則として塗り替えをせずに長持ちさせられます。高級感も発揮させることができ、汚れが付いても簡単に落とせることもメリットではないでしょうか。
リノベーションでバリアフリーにこだわる設備と仕上げ方
リノベーションによって自宅のバリアフリー化を行うことを希望している場合、屋内側の全ての床面を段差を作らずに平らにすることは最も基本とされる方法になります。
こだわる設備というものもあり、バスルームにはステップ付きのユニットバスにしたり、洗面台は下の部分を空間にする方法、トイレは横幅を拡張し手摺りを設置する方法があります。建具に対してもドアを引き戸に仕上げる方法などもあり、車椅子に乗った方が便利に暮らせることを想定した設備や仕上げが重要になります。玄関には段差が生じるものですが、半分をスロープに施す方法もあり、玄関ポーチの屋外側でも同じように勾配があればスロープに仕上げると万全です。リノベーションで快適な空間作りを行う方は、ウッドデッキを作ることを希望する場合もありますが、このウッドデッキも段差部分には階段を作るのではなく、緩やかなスロープを作り出すことにより、バリアフリー化を完璧にすることができるのではないでしょうか。
リノベーションを行うことと生活しやすい環境づくり
生活しやすい環境づくりをしっかりと考えていき、古い住宅をリノベーションすることを考えている方は、工夫をすることも必要です。
生活のしやすさを重視したときに、リノベーションをすると収納スペースをたっぷりと作ることができるようになります。収納スペースをきちんと確保することで、物が増えた場合でも上手に収納していけるようになるため、安心感を持てます。今後の備え方に注目したときに、生活するときの不便に感じるものがないように注意していくことも必要になります。間取りを工夫することもできるため、過ごしやすい空間づくりをしっかりと考えた備え方に注目することも大切なポイントです。リノベーションの実績がある専門業者なら、おすすめの方法を提案することができ、施工事例を調べるなど、今までの実績の調査をすることも必要になります。腕の良い職人がいるなど、安心して大工さんに任せることができるように専門業者選びを行っていくことは必要です。
リノベーションに関するお役立ち情報
◎2022/12/16
情報を追加しました。
>リノベーションで新築同様の作りになります
>リノベーションでは間取りが変更できない場合もある
>リノベーションの機会を利用して外壁材を見直すメリット
>リノベーションでバリアフリーにこだわる設備と仕上げ方
>リノベーションを行うことと生活しやすい環境づくり
◎2022/2/25
情報を追加しました。
>和室を洋室にリノベーション
>畳からフローリングにリノベーションする際の注意点
>リノベーションによる集客効果
>家族のステージに合せた増築リフォーム
>賃貸の店舗をリノベーションをして借り手を増やす
◎2021/9/30
サイト公開しました